去る8月16日～18日に烏帽子青少年の天地にて中３チャレンジ合宿を行いました。
中3生124名が一同に集う熱烈・感動な2泊3日でした。
目的の３本柱は①学力向上②意識改革③感謝の心　です。

到着後すぐに英語と数学のクラス分けテストが行われ、学力別に４つのクラスに分けられます。そのあとは先生たちによる本気の授業が朝7時から夜23時まで続きます。
「めっちゃ分かる！」
「朝テストで伸びたよ先生！」
（もう23時になろうとしているにも関わらず「ファイナルテストに向けてまだ勉強したい！」など、前向きな言葉が飛び交います。
1日ごとに生徒たちが成長しているのを肌で感じます。
そして、この合宿のメインは勉強だけではありません。
目的のひとつにある〝感謝の心〟です。
合宿の2日目夜、生徒たちは1か所に集められます。生徒たちには「秘密の時間」とだけ伝えています。
その時間には職員から今、普通に暮らせている毎日、ご飯が食べれる、家族がいる、友達がいる、健康で過ごせている、そして塾にも行かせてもらっている。という当たり前の事だけれども当たり前ではない今に感謝することを、魂を込めて生徒たちに話していきます。
　話した後、「きみたちを一番身近で支えてくれている人からあるものを預かっています・・・」と生徒たちにはこの日まで内緒で書いてもらった親からの手紙を渡すのです。
この瞬間が最も尊いと私は感じています。一人ひとり手渡して行くのですが、渡す前から驚きと感動で泣き出す生徒、読みながら最初のお母さんからの一言で涙が止まらなくなる生徒。女子だけでなく男子生徒も涙ぐみます。それを見て私たちもたまりません。
　
　・・・・と書いている私がその時の感情を思い出して泣き出しそうなのですが、普段保護者様が子どもに伝えられない気持ちを手紙という形で伝えることで生徒たちにもスイッチが入ります。
その後はさらに目に力が入り、その大きな支えで受験勉強へと進みだします。

さあ、夏が終われば本格的な受験勉強の始まりです！
この合宿で得た学力と感謝の心を持ってさらに突き進みます！

日宇校・早岐校　教室長　安東瑞輝