今年の長崎県の公立高校受験は、試験範囲の一部除外や試験日程の変更など例年と異なるため、受験生には従来以上に効率的な学習計画が求められています。どのように勉強を進めるべきか、そして探究的問題への対応方法とは?今回の変更点を踏まえた具体的な対策とスケジュールについて、長崎県の地域密着型の塾「智翔館」が詳しく解説します。
試験範囲と試験日程の変更が受験に与える影響とは?
今年の受験において、出題範囲が一部除外されました。また、試験日程も2月18日に変更され、従来よりも3週間ほど前倒しとなり、受験生にとって準備期間が短縮されたことになります。受験勉強の重点をどこに置くべきか、冬休みの学習が大きな鍵となります。
具体的な変更点としては、以下の科目で特定の範囲が除外されます。
- 国語:「漢文・漢詩」
- 社会:「私たちと国際社会の諸課題」
- 数学:「標本調査」
- 理科:「太陽系と恒星」
- 英語:「仮定法」
高校受験までのおすすめスケジュール
試験日程や出題内容変更に伴い、今後どのような勉強スケジュールが必要になるでしょうか。智翔館では下記のようなスケジュールをおすすめします。
- 11月〜12月:中学1、2年で履修した英単語理社の重要語句、数学の公式の復習
- 冬休み:科目別、単元別に課題や弱点の克服。問題集や、教科書の章末問題を活用して、解法を覚える。
- 1月:過去問を時間を計って解き、試験時間内に合格点を取る練習をする。私立入試の対策。面接練習と過去問を使った対策をする。
- 2月:公立高校入試
1月から過去問を使った実践練習ができるように、冬休みが終わるまでにこれまで習った内容の復習を完了するようにしましょう。英数は積み上げの科目なので中1、2の復習を早期に完了することが受験勉強の鍵になります。理社についても中3内容から除外範囲があることから中1、2の学習内容の比重が増えるため、同様のことが言えます。
除外された単元と探究的問題への対策
長崎県の発表では探究的問題の出題は2割程度、裏を返せばこれまで通りの基本的な事柄の出題が8割あるということになります。基礎内容の定着を最優先に学習を進めましょう。探究的な問題については、長崎県の歴史や統計をテーマに出題される可能性があります。長崎県の事柄について普段から興味を持って調べるようにしましょう。
新形式の探究的問題への対策方法
探究的な問題では、資料やグラフをもとにして回答することが求められます。環境問題などのテーマが出題される可能性が高いため、普段から資料を読み解く力を鍛えることが重要です。
- 資料やグラフの読み取り練習を行う
- 前提条件や設定をしっかりと把握する
- 自分の意見や考えを述べる練習をする
効率的な学習方法と保護者のサポート
受験を乗り切るための学習計画と保護者のサポート
冬休みの学習計画として、まずは基礎学力をしっかり固めることが大切です。探究問題は2割程度の配点であるため、それ以外の8割で確実に得点を取る準備を行いましょう。保護者のサポートとして、学校の提出物やスケジュール管理が重要です。玄関やリビングにプリントボックスを設置し、日々の管理を徹底することが推奨されます。
学習計画やスケジュール管理のサポートをしてあげましょう。まだまだ、長期的な計画を立てることが苦手なお子様もいるかと思います。そのような場合は項目ごとにわけて計画を立てることをおすすめします。全体的な計画をもとに中1、2の復習に使える時間は10日、過去問5年分を解くために使える時間は20日、面接練習に5日など、漠然と後70日後に入試がある…と考えるよりも対策が具体的になります。
長崎県の高校受験対策なら智翔館
長崎で長年の実績を誇る智翔館では、入試で必要となる、問題発見・解決能力、思考力、判断力を育てる「自立型人間育成」カリキュラムに力を入れています。成績アップはもちろんのこと合格した後も終わりではなく、その先も見据えた人材育成を心がけています。
おすすめする理由
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- 実際の入試に基づいたオリジナル模試
- 各校の出題傾向に合わせた細かい対策
- 家庭でも勉強しやすい保護者様へのサポート