長崎県立中の受検に向けた冬休みのおすすめの過ごし方とは?直前の対策について解説

長崎県立中学の入試が目前に迫る中、冬休みは最後の総仕上げをする絶好のチャンスです。適性作文、面接、そして基礎力アップを効率的に進めるためには、何に取り組むべきかをしっかり押さえておきましょう。県立中受検を控える小学6年生向けに冬休みに行うべき対策について智翔館が解説します。

適性作文は確実な力を身につけよう!

適性作文では、問題を解きっぱなしにするのではなく、間違えた問題を丁寧に振り返ることが鍵となります。過去問や問題集を効果的に活用し、新しい問題にも対応できる応用力を鍛えましょう。音読や苦手分野への集中など、すぐに実践できるコツをまとめました。

解き直しを徹底する

新しい問題を大量に解く必要はありません。解き直しを徹底することが最も重要です。塾や冬期講習で扱った問題を再度解き直し、間違えた問題をもう一度見直しましょう。
これにより、過去問や問題集で一度解いた問題を確実に理解し、入試当日に新しい問題が出ても対応できる力が身につきます。

記述問題は答えを音読してみる

記述問題の対策として、答えを音読することをおすすめします。模範解答や自分の解答を声に出して読むことで、日本語の誤りや表現の不備に気づくことができます。

例えば、「〜ので〜ので」といった重複や、理由を問われたのに具体的な理由を書かなかった場合に減点される可能性があります。音読を習慣づけることで、こうしたミスを防ぎ、より正確な解答を作成できるようになります。

やらないことを決める

直前期には「やらないこと」を決めることも重要です。
入試で必要な得点(例:100点満点中70~80点)を確保することを目指し、得意分野に集中しましょう。苦手な分野に過度に時間を費やすのではなく、効率的に勉強を進めることが大切です。
これにより、合格に必要なポイントを確実に押さえられます。

面接試験に臨む際に押さえておきたい5つの重要なポイント

面接は、第一印象が結果を左右する重要な場面です。元気な受け答えや礼儀正しい態度が面接官の心を掴むポイント。さらに、困ったときの対処法や「楽しむ」気持ちの大切さなど、5つのアドバイスをお伝えします。

明るく元気にハキハキと答える

面接官の先生に「この子は明るく元気だな」と思ってもらうことが第一歩です。質問に答える際は、明るく元気にハキハキと話すことを意識してください。声の大きさや表情にも気を配り、自分の魅力をしっかりアピールしましょう。

質問には必ず「はい」と返事をする

質問を受けたら、まず「はい」と返事をすることが基本です。しっかりと返事をしてから答えを考え始めることで、面接官に誠実さや礼儀正しさが伝わります。

他人が答えているときも自分が見られている意識を持つ

自分が答える番ではないとき、気を抜いてしまうことはありませんか?他の受験生が答えているときこそ、面接官に自分の姿勢を見られていると意識してください。緊張が緩むと、無意識に姿勢が崩れることもあります。どんなときでも背筋を伸ばし、丁寧な態度を心がけましょう。

困ったときの対処法を覚えておく

緊張で答えが思い浮かばない場合、焦らずにこう伝えましょう
「考えが浮かびません。少しお時間をいただけないでしょうか?」
このように冷静に対応することで、誠意と落ち着きが伝わります。答えられないこと自体がマイナス評価にはなりませんので、安心してください。

面接を楽しむ気持ちを持つ

面接は、自分が行きたい学校の先生と直接話せる貴重な機会です。緊張するかもしれませんが、「楽しむ」気持ちを持つことで自然と笑顔や魅力が引き出されます。

最後に心を込めてお礼を伝えましょう:
「本日はありがとうございました。」
この一言で、面接官への感謝をしっかり伝えることができます。

作文対策は効率的な練習が必要

作文力を伸ばすには、過去の練習の振り返りと「良い型」を身につけることが重要です。時間を意識した練習や表・グラフの読み取りのコツを抑えれば、実践力が格段にアップします。細かいルールを確認しながら、入試本番に向けて着実に力を蓄えていきましょう。

過去の作文を振り返る

これまで練習してきた作文を読み返しましょう。

  • 自分の癖を知る:よく使う表現や間違いやすいポイントを把握する。
  • 書き直しの練習をする:同じミスを繰り返さないよう注意する。

良い作文の「型」を身につける

作文の書き方がわからない場合、過去問題集の例文を参考にするのがおすすめです。
音読して感覚をつかみ、実際に原稿用紙に書き写すことで手順を学びましょう。

時間を意識して練習する

作文練習では必ず時間を計り、自分の書く速さを把握しましょう。
「35~40分で書き、残りの時間で見直し」を目標にするのがおすすめです。

表やグラフの読み取りに慣れる

最近の問題では、表やグラフをもとに作文を書く形式が増えています。折れ線グラフや棒グラフの特徴を確認しておきましょう。また正確に内容を読み取る練習をしておきましょう。

原稿用紙の基本ルールを再確認

ルールを守らないと減点につながることも。以下の6つを押さえておきましょう。

  1. 文章の書き出しは必ず一マスあける。
  2. 会話文は改行し、一マスあける。
  3. 段落を変えるときも一マスあける。
  4. 句点・読点は正確に使う。
  5. 閉じ括弧や句読点は行の初めに書かない。
  6. 句点と閉じ括弧が重なる場合は、一マスにまとめる。

勉強以外のコンディション調整も大切

入試当日のコンディションを万全にするために、早寝早起きを徹底しましょう。
朝、脳が活性化するためには十分な時間が必要です。夜は早く寝て、朝は早く起きる習慣をつけることで、当日も頭が働きやすくなります。
可能であれば、朝早く起きて軽い運動をすることもおすすめです。

入試当日の心構え

1. 校門から出るまでが試験

入試は校門をくぐってから出るまでが試験です。
待合室や休み時間中も緊張感を持ち、友達と大声で話したり笑ったりするのは控えましょう。
試験中以外の行動も評価の対象となる可能性があるため、常に集中を保つことが重要です。

2. 1科目終わったら次の科目に切り替え

各科目が終わったら、次の科目に迅速に切り替えましょう。
休み時間に試験の内容について話すことは避け、自分のペースを保つことが大切です。
一度解いた問題が自信や不安を生むこともありますが、次の科目に集中することで、安定したパフォーマンスを発揮できます。

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