英語が難しくなったって本当?学習指導要領改訂で変わった小中高の英語学習【佐世保の塾が解説】

教科書の変化に疑問を感じる保護者

「うちの子の英語の教科書、自分たちの頃と全然違う」——そう感じたことはありませんか? 実はその感覚は正しく、学習指導要領の改訂によって、英語は今もっとも学習量が増えている科目のひとつです。この記事では、小中高の英語学習が「何が・どれくらい」変わったのか、そしてご家庭でいつから何を始めるべきかを、佐世保の学習塾・智翔館が解説します。

大学入試の変化から始まった英語改革

共通テストのマークシートに解答する様子

英語教育が大きく変わったきっかけのひとつが、2021年度から始まった「大学入学共通テスト」への移行です。従来のセンター試験と比べて、英語は次のように変わりました。

  • 配点比率の変更:センター試験ではリーディング200点・リスニング50点(4:1)でしたが、共通テストではリーディング100点・リスニング100点(1:1)に。「聞く力」の重みが一気に増しました。
  • 全問が読解問題に:発音・アクセント問題や文法・語法の単独問題は廃止され、リーディングはすべて長文読解になりました。
  • 読む量が大幅増:センター試験最終年(2020年)の総語数が約4,300語だったのに対し、共通テストでは約6,000語規模に。単に読むだけなら1分あたり約75語のペースで済みますが、80分の試験時間内に解答まで終えるには、1分あたり約150語という読解スピードが求められます。

つまり大学入試の英語は、「知識を問う試験」から「大量の英文を速く正確に処理する試験」へと大きく舵を切ったのです。この変化に対応するため、小・中・高すべての段階で学習内容が見直されました。

小中高で学ぶ単語数はここまで増えた

学習指導要領で定められた語彙数を、新旧で比べてみましょう。

段階旧課程現行課程
小学校—(教科ではなかった)600〜700語
中学校1,200語程度1,600〜1,800語
高校1,800語程度1,800〜2,500語
累計約3,000語約4,000〜5,000語

高校卒業までに触れる単語数は、およそ3,000語から最大5,000語へ。実に1.5倍以上に増えています。

増えたのは単語だけではありません。現在完了進行形や仮定法など、かつて高校で学んでいた文法の一部が中学に移行するなど、文法内容も全体的に下の学年へ「前倒し」されています。それにもかかわらず、授業時間数はほとんど変わっていません。同じ時間でより多くの内容を学ぶ必要があるため、他教科と比べても英語の学習負担は明らかに重くなっています。

最大の落とし穴は「小学校→中学校」の接続

中学校へ通学する生徒

保護者の方に特に知っておいていただきたいのが、小学校と中学校の間にある「接続ギャップ」です。

現在の中学英語の教科書は、小学校で学ぶ600〜700語を「すでに習得している」前提で作られています。ところが小学校の英語は「聞く・話す」活動が中心で、単語のスペルを書けるレベルまで定着させる授業にはなっていません。実際、読み書きまでできる語彙は100〜200語程度にとどまるという指摘もあり、学校ごとの指導体制の差も小さくありません。

その結果、多くのお子さんが小学校の単語を十分に定着させないまま中学に進学し、中1の最初のテストから「知らないはずのない単語が読めない・書けない」という状態でつまずいてしまいます。塾の現場でも、中1の早い段階でのつまずきが、その後の英語嫌いに直結するケースを数多く見てきました。

進む「学力の二極化」と、入試で増す英語の重み

大学キャンパスの校舎

学習量が増えた結果、起きているのが英語力の二極化です。早い学年から英語学習を始め、学習を習慣化できた生徒はどんどん力を伸ばす一方、スタートが遅れた生徒は増え続ける学習内容に追いつけず、差は学年が上がるごとに広がっていきます。

そして大学受験では、この差が合否に直結します。近年は英検などの外部検定試験を入試に活用する大学が急増しており、2025年7月時点で517校が英検を入試で利用しています。たとえば——

  • 筑波大学:推薦入試で英検2級レベルにより試験免除
  • 明治大学:英検2級以上で個別試験の得点換算
  • 早稲田大学:英検2級以上で加点、文学部等では英検CSEスコアによる英語試験免除方式も

一般選抜だけでなく、総合型選抜・学校推薦型選抜の出願資格として英検が指定されるケースも増えています。「英検を持っているかどうか」が、受けられる入試方式そのもの、つまり受験戦略全体を左右する時代になっているのです。

智翔館の答え:マンツーマン英検講座

ネイティブ講師とのオンラインマンツーマンレッスンの様子
ネイティブ講師との完全マンツーマンレッスン(イメージ)

こうした状況を踏まえて智翔館がご提供しているのが、ネイティブ講師との完全マンツーマン英検講座です。

英検に特化したカリキュラム

英検専用の対策テキストを使用し、出題傾向に沿った演習で1次試験(筆記・リスニング)と2次試験(面接)の両方に対応。特に重要な「スピーキング・リスニング」力を重点的に指導しながら、級別に必要な語彙力も丁寧に身につけていきます。

ネイティブ講師とのライブ授業で”生きた英語”を

海外在住のネイティブ講師とZoomでつなぎ、25分間・完全一対一のライブレッスンを実施。学校英語ではなかなか触れられない生きた英語に触れることで、発音・リズム・アクセントが自然に身につきます。正しい発音を真似ることから始めるレッスンは、リスニング力の強化にも直結し、英検の二次試験や入試のスピーキング・リスニングで力を発揮します。

日本人講師も常駐しているので、ネイティブ講師との授業でのつまずきや疑問はその場でフォロー。わからないまま進んでしまうことがないため、英語が苦手なお子さんでも安心です。

講座概要

対象
小学1年生〜高校3年生
授業料
8,800円〜(指導級により異なります)
形式
ネイティブ講師とのオンラインマンツーマン(25分)+日本人講師によるフォロー

英検合格に必要な基礎学習と、「使える英語」にするための英会話を同時に進められるのが、この講座の最大の強みです。

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マンツーマン英検講座の詳細・お問い合わせはこちら

よくある質問

Q英語は何年生から始めるべきですか?
A中学英語が小学校の語彙700語を前提にスタートする以上、遅くとも小学校高学年までには「読み・書き」を含めた英語学習を始めることをおすすめします。低学年からの早期スタートは、増え続ける学習内容に余裕を持って対応するうえで大きなアドバンテージになります。
Q英検は何級から・いつから受けられますか?
A英検に年齢制限はなく、小学生から5級・4級に挑戦できます。智翔館のマンツーマン英検講座は小学1年生から受講可能で、お子さんのレベルに合わせた級から無理なくスタートできます。
Q学校の授業だけでは足りないのでしょうか?
A学習内容が増えた一方で授業時間はほぼ変わっていないため、学校の授業だけで語彙・文法を定着させるのは以前より難しくなっています。特に単語の暗記と読解スピードは、家庭学習や塾での習慣的な学習で補うことが重要です。

*本記事の語彙数・入試データは、文部科学省 学習指導要領および2025年時点の各種公開情報に基づいています。最新の入試における英検の利用条件は、必ず各大学の募集要項でご確認ください。